ポリゴン(Polygon)チェーンには「POL」というトークンの他に「Polygon ETH(ポリゴンETH)」というトークンがあります。
ですが、Metamask(メタマスク)では初期の状態では「Polygon ETH」を表示していません。
そこで、この記事では「Polygon ETH」をMetamaskで表示する方法を紹介します。
※Polygon ETHは「ETH on Polygon」や「WETH」とも書いたりしますがここではPolygon ETHと呼びます。
Metamaskで「Polygon ETH」を表示する方法
Metamask(メタマスク)で「Polygon ETH」を表示するには、まずPolygonメインネットの追加が必要です。
追加方法は下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
Metamask(メタマスク)にPolygonネットワークを追加する方法
Polygon ETHの表示手順
Polygonネットワークを追加したら、ネットワークをPolygonメインネットに変更します。
「Tokens」というタブを選択して「Import tokens」をクリック。
次に「Token contract address」の入力欄に下記のアドレスを入力してください。すると、自動でコントラクトアドレスの情報を取得してくれるので、「Add custom token」をクリック。
0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619
Import tokens画面が表示されたら「Import tokens」をクリックすれば完了です。
表示上は、WETH(Wrapped Ether)と表示されますが、これが「Polygon ETH」になります。
EthereumのWETHと間違えないように注意
OpenSeaで見られる紫色の「Polygon ETH」は、PolygonのブロックチェーンレベルのWETH(Wrapped Ether)です。
コントラクトアドレスは、Polygonscanで確認できます。
Polygon ETHコントラクトアドレス(Polygonscan)
Ethereumブロックチェーンにも同じように「WETH」がありますが、これは、PolygonのWETHとは別のトークンです。
Polygon ETHで提供しているNFTは、ブロックチェーンが違うためイーサリアムのWETHでは購入できません。逆の場合も同じく購入不可能です。
同じ名称で分かりにくいのですが、「どちらのブロックチェーンを使っているかを確認」して、必要なWETHを見分けましょう。