イーサリアム(ETH)は、NFTアートなどを購入する時に使える仮想通貨です。
イーサリアムで支払うには、まずは日本の仮想通貨取引所で「日本円をイーサリアムに交換」しないといけません。
そこで、この記事ではbitFlyer(ビットフライヤー)でイーサリアム(ETH)を購入する方法について分かりやすく解説します。
bitFlyerで日本円でイーサリアム(ETH)を購入する方法
bitFlyer(ビットフライヤー)でイーサリアム(ETH)を購入するには、事前に日本円を入金しておき、販売所から購入します。
販売所でイーサリアムを購入する手順
bitFlyerにログインして、左メニューの「販売所」>「ETH/JPY」>「買う」をクリックしてください。
イーサリアム購入画面が表示されます。画面上部には「イーサ」と表示されていますが、bitFlyerでは「イーサ」「ETH」「イーサリアム」は同じ意味で使われます。
この画面では「日本円で購入金額を指定するか」または「購入したいイーサリアムの数量を指定するか」を、矢印ボタンを使って切替えられます。
仮に日本円で5,000円分のイーサリアムを購入する例を紹介します。
まず、金額入力欄に5,000と入力し「買い注文に進む」ボタンをクリックしてください。
入力欄の下に購入可能なイーサリアムの数量が表示されるので、自分が必要とする数量かどうかを確認できます。
購入確認画面が表示されるので、問題なければ「買い注文を確定する」ボタンをクリックします。
「購入が完了しました。」と表示されれば完了です。
仮想通貨の売買について
bitFlyerでお得な入金方法
bitFlyerでは、「住信SBIネット銀行」からクイック入金すれば、入金手数料が無料になります。
長く利用するのであれば、「住信SBIネット銀行」の口座を開設しておくと便利です。
なお、コンビニATMを使った入金もできますが、手数料が330円かかります。
販売所の手数料
販売所での「売買手数料は無料」ですが「スプレッド」が発生します。
スプレッドとは?
スプレッドとは、売りと買いの価格差のことです。
例えば、5,000円で「0.02419924 ETH」取得し、これをすぐに売ろうと思っても「4,663円」にしかなりません(下記画像)。
これは、購入時の1イーサリアムあたりの価格が「206,618円」で、売却時は「192,707円」になっているためです(この価格差がスプレッド)。
売却時)192,707 × 0.02419924 = 4,663.36円
このまま売却してしまうと、スプレッド相当の「337円」を損してしまいます。
売却時のイーサリアム価格が「206,618円」以上になるのを待ってから売却すれば、スプレッド相当がなくなるので損しません。
仮想通貨は小数点以下になる
仮想通貨の売買でびっくりするのが、仮想通貨には小数点の数量があることです。
例えば、前述の例だと、イーサリアムの数量は「0.02419924 ETH」ですが「5,000円」の価値があります。
整数で慣れているので最初は戸惑うと思いますが、そのうち慣れてきます。
「販売所」と「取引所」の違い
bitFlyer(ビットフライヤー)には、仮想通貨を売買できる「販売所」と「取引所」があります。
両者の違いは下記のとおりです。
販売所 | 取引所 |
bitFlyerの持っている仮想通貨を購入している(bitFlyerに売っている) | bitFlyerのシステムを使ってユーザーの持っている仮想通貨を購入している(ユーザーに売っている) |
売買が確実に成立する | 売買が成立しないこともある |
スプレッドが広い | スプレッドが狭い |
売買できる仮想通貨が多い | 売買できる仮想通貨が少ない |
大きな違いは、販売所はbitFlyerと売買しているのに対して、取引所はユーザーと売買している点です。
スプレッドは取引所の方が狭いのですが、bitFlyerではビットコインしか取り扱いがないため、イーサリアムを購入したい場合は、販売所を使う必要があります。