OpenSea(オープンシー)で、価格を提示して購入する「オファー」のやり方を紹介!
「まだ販売していないNFT(ミントしただけのもの)」や「販売中のNFT」に対してオファーができ、出品者がその価格を承認してくれれば購入できます。
以下、OpenSeaでオファーを提示する方法と手数料(ガス代)について解説します。
OpenSea(オープンシー)でNFTを「オファー」で購入する方法
OpenSea(オープンシー)でNFTを購入するには、Metamask(メタマスク)と購入代金のイーサリアム(ETH)が必要です。
以下、パソコンを使ってオファーする方法を紹介します。アプリでも画面は違いますが、手順は同じです。
1)オファーを提示(Make offer)する方法
「Make offer(オファーを提示)」ボタンがあるものに対してオファーできます。
オファーで購入するには、まず対象のNFTの「Make offer(オファーを提示)」ボタンをクリック。
Metamask(メタマスク)をクリック。
Metamaskのパスワードを入力して接続します。
元の画面に戻るので(戻らない場合は自分で戻ってください)、再度「Make offer(オファーを提示)」ボタンをクリック。
「This is an unreviewed collection」という画面が表示されたら、画面下の同意にチェックをいれます。
次に自分が購入したい価格を「Price」に入力し「Make offer」をクリック。
オファーするにはWETHが必要です。持っていなくてもETHがあればMetamaskで変換できます(Metamaskで変換する方法はこちら)。
WETHの利用上限を設定する画面が表示されます。
利用上限には、自分がオファーした時と同じ数量を入力して「Next」をクリック。
ガス代を確認して「Approve」をクリック。
署名画面を下までスクロールして「Sign」をクリック。
オファーボタンが消えて、自分が入力したWETHが表示されていれば、オファー完了です。
出品者が購入を承認してくれれば、NFTが自分のものになります。
2)オファーする時の手数料(ガス代)
「オファー」では、下記のタイミングで手数料(ガス代)が発生します。
※手数料は2023年5月時点のもの。
実施内容 | 手数料(ガス代)目安 |
①ETHからWETHへの変換 | 0.00097195 ETH |
②オファー実行 | 0.00115284 ETH |
「①ETHからWETHへの変換」で手数料が発生します。
また「②オファー実行」でも手数料がかかりますが、出品者がオファー承認後のTransferにはかかりません(逆に出品者に手数料が発生します)。
メモ
なお、ガス代はイーサリアムの利用状況によって変化するため固定ではありません。あくまで目安として参考にしてください。
WETHとは?入手方法は?
WETHは、Wrapped ETH(WETH)というトークンで、OpenSeaでオファーする時やオークションで入札する時に利用し、ETHと同じ価値があります(1WETH=1ETH)。
以下、MetamaskでETHをWETHに変換する方法を紹介します。
MetamaskでETHをWETHに変換する方法
NFT購入画面でWETHが足りない場合はエラーが表示され、WETHを追加するボタンが表示されます。
オファーに必要な数量を入力して「Add WETH」をクリック。
変換に必要なガス代を確認して「Confirm」をクリック。
内容を確認して「Wrap ETH」をクリック。
処理が実行され「Success」になれば完了です。
まとめ:OpenSeaでオファーする方法
以上、OpenSea(オープンシー)でオファーする方法を紹介しました。
「オファー」は、未販売のものやすでに販売中のNFTにも利用できます。
ただし、出品者にオファーを承認してもらえなければ、手数料が無駄になるため無暗にオファーするのはやめた方がいいです。
手数料(ガス代)は、「WETHへの変換」と「オファー実行」で発生しますが、その後の承認や転送(Transfer)ではかからないため、固定価格で購入するよりも安く購入できることがあります。