ビットコインはボラティリティが高いので、「下がったら始めよう」や「今はもう高くてエントリーできない」と言っているうちに、どんどん上がっていってしまいます。またその逆もしかり。
なので、基本的に毎日積立がおすすめです。
バイナンスでは暗号資産の「積立投資(自動購入)」ができます。
「自動購入」は、ドルコスト平均法を用いた投資戦略で、暗号資産を定期的に自動購入できるように設計されています。長期投資は多くの人がNISAの「S&P500」で体験していますよね!
この機能を使えば、暗号資産の投資経験が少ない人でも、ボラティリティに惑わされずに、定期的に積立ができます。
この記事では、なぜバイナンスがよいのか、バイナンスでの積立方法について分かりやすく解説します。
- なぜバイナンスで積立するとよいのか(メリット・デメリット)
- バイナンスで積立する方法(自動購入の設定方法)
バイナンス積立のメリットとデメリット

バイナンスで積立(自動購入)するメリットとデメリットを紹介します。
- 手数料の透明性が高い(安い)
- 損益表示が分かりやすい
- 低額から積立設定できる
- 操作がやや難しい
- 即時入金がない
メリット①:手数料の透明性が高い(安い)
バイナンスで積立するメリットの一つは、手数料の透明性が高く、さらに安いことです。
他の取引所は「販売所価格」が多いのに対して、独自の価格を設定しているため、手数料を抑えて積み立てることができます。
メリット②:損益表示が分かりやすい
バイナンスでは、積立平均コストが表示され、さらに現時点でどのくらい損益がでているかが分かりやすいです。
特に平均コストが表示されるのが便利です。
メリット③:低額から積立設定できる
バイナンスでは、最低200円から積立設定ができます。
ボラティリティの高い暗号資産に高額積立するのに抵抗がある人にとって、少額設定できるのは安心材料の一つになります。
デメリット①:操作がやや難しい
バイナンスで取引を始めたばかりだと、メニューが分かりにくく、操作に少しハードルを感じるかもしれません。
慣れればそれほどでもないのですが、僕自身も最初は操作で戸惑いました。
積立設定の方法は、次の章で分かりやすく説明するので参考にしてください。
デメリット②:即時入金がない
バイナンスは、日本円を入金するにあたって即時入金がありません。
銀行振込になるため、初回入金は時間がかかりますが、2回目以降はすぐに反映されます。
積立する時は、残高不足で自動積立が停止しないように、余裕をもって入金しましょう!
バイナンスの積立できる暗号資産の種類と選び方

積立できる暗号資産の種類
2024年11月現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、リップル(XRP)をはじめ、50種類以上の暗号資産が積立可能です。
- BTC
- ETH
- BNB
- KAIA
- SOL
- XRP
- TRX
- DOGE
- OP
- TONなど
積立にかかる手数料
バイナンスの自動積立(自動購入)にかかる手数料は、取引金額の0.1%(一般ユーザーの場合)と非常に低く設定されています。
国内の他の取引所では、一般的に販売所価格での取引となるため3%前後の手数料がかかってしまいます。
例えば、10,000円を毎月積み立てる場合、年間での手数料の差は大きく、バイナンスでの積立はコストパフォーマンスがとてもいいのが分かると思います。
取引所 | 手数料 | 毎月かかる手数料 | 年間でかかる手数料 |
---|---|---|---|
バイナンス | 取引金額の0.1%(一般ユーザーの場合) | 10円 | 120円 |
一般的な取引所 | 取引金額の3% | 300円 | 3,600円 |
バイナンスでは、30日間の取引量によって取引手数料が異なり、さらに手数料をBNBで支払うことで25%割引にできます。
一番最初は「一般ユーザー」になり、取引手数料は0.1%です。BNBで支払うことで0.075%になります。自動購入の場合もこの手数料が適用されます。

積立する暗号資産の選び方
暗号資産への投資は、長期的な視点を持つことが重要です。
短期的には価格変動が大きいため、大きく利益を得ることも可能ですが、逆に損する可能性も高くなります。そのため、ドルコスト平均法を利用した長期投資がおすすめです。
また、1つの暗号資産に集中せず、複数の通貨に分散投資することでリスクを低減できます。これにより、特定の通貨の価格変動による大きな影響を受けにくくなります。
長期運用するにあたって重要になるのが、時価総額が大きい暗号資産に投資することです。
暗号資産は、流行り廃りが激しく、時価総額が小さい通貨は流動性も低く、取引所から上場廃止になるリスクがあり、長期投資に向いていません。
長期投資するなら、ビットコインやイーサリアムなどの時価総額の大きい通貨を選びましょう。
このように、長期的視点を持ち、分散投資を行い、時価総額の大きい暗号資産に投資することで、リスクを軽減し、安定的な長期積立ができます。
バイナンスで積立する方法

バイナンスでは、パソコンでもスマホアプリでも積立ができますが、ここでは、スマホアプリを使った設定方法をステップバイステップで紹介します。
まだ、口座を開設していない人は、必ず友達招待で登録しましょう!
バイナンスでは新規登録キャンペーンを行っていないので、友達招待で登録した方が1,800円相当のBNBがもらえてお得です。
友達招待による口座開設方法は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

バイナンスアプリで積立設定する手順
以下の項目を設定して「プランの作成」をタップします。
- 送金元
- どこから定期購入の支払いを行うか(JPYでOK)
- 定期購入する金額(200円~)
- 振替先
- 複数の暗号資産を設定してパーセンテージで設定可(BTCのみでもOK)
- 頻度
- 購入間隔を設定(1時間、4時間、8時間、12時間、毎日、週次、隔週、毎月)
- Asset Destination(送金元のウォレットをどこにするか)
- assets-destination-SPOTでOK
- プラン名

プラン確認画面が表示されたら「確定」をタップします。

「Plan Scheduled Successfully」と表示されたら完了です。

プランの一時停止または削除(停止)
一次的にプランを停止したり、プランを削除したりできます。
作成した定期プランをタップします。

プランの下に表示される「管理」をタップします。

「プランを一時停止」または「プランを停止」のどちらかを選択します。
「プランを停止」は削除のことです。

バイナンスの積立パフォーマンス

実際に、2024年8月12日から2024年11月10日まで、毎日200円のビットコインを積立した結果がこちらです。
積立合計額 | 総投資額 | 損益 | プランの現在価格 |
---|---|---|---|
18,200 円 | $ 170.39 ドル ≈ 26213.82 円※1 | +42.49 ドル ≈ 6536.92 円※1 | 212.89 ドル ≈ 32752.28 円※1 |
※1ドルを153.85 円でドル円換算した結果です。
「ドル円が140円くらいの時に始めたこと」と「下落時期に積み立てを始めたこと」が運よく重なって、+42.49 ドルの含み益になっています。
とりあえず、10年くらいはずっと積立していこうと思っています。

積立履歴を確認する方法
バイナンスでは、自分の積立履歴を簡単に確認できます。
「取引」>「販売所」>「定期購入」をタップします。
表示された定期プラン一覧から、作成したプランをタップしてください。

定期プランの詳細が表示されたら「Transaction history」をタップします。
すると、今までの購入履歴が表示されます。

まとめ:バイナンスの自動購入を使って効率よく積み立てよう

ビットコインはボラティリティが高いので、「もう少し下がってから始めよう」と思っている間にあっという間に上がってしまい、逆に、買った瞬間に大暴落してしまうこともあります。
そういう価格変動に惑わされずに、長期的な視点で分散投資による安定した投資行動が重要です。
バイナンスの積立(自動購入)は、ドルコスト平均法を用いた積立投資を簡単に始められるので、暗号資産の投資経験が少ない人でもリスクを抑えながら資産形成を目指せます。
また、手数料が安く、少額からの積立が可能な点、さらに損益の表示が分かりやすいといったメリットもあります。
一方、操作がやや複雑なので慣れるまでに時間がかかります。
私は上記のメリットがあるので、バイナンスで積立しています。スマホアプリを活用して、暗号資産の自動積立を手軽に始められるのでおすすめです。
興味があれば、バイナンスの友達招待を使ってはじめみてください。新規登録キャンペーンはありませんが、1,800円相当のBNBがもらえます。
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