バイナンスの積立「定期購入」のやり方：手数料0円で始めるDCA【2025年最新版】

ビットコインはボラティリティが高いので、「下がったら始めよう」や「今はもう高くてエントリーできない」と言っているうちに、どんどん上がっていってしまいます。またその逆もしかり。

なので、基本的に毎日積立がおすすめです。

バイナンスでは暗号資産の「積立投資（定期購入）」ができます。

「定期購入」は、ドルコスト平均法を用いた投資戦略で、暗号資産を定期的に自動購入できるように設計されています。長期投資のメリットは多くの人がNISAの「S&P500」で体験していますよね！

この機能を使えば、暗号資産の投資経験が少ない人でも、ボラティリティに惑わされずに、定期的に積立ができます。

この記事では、なぜバイナンスがよいのか、バイナンスでの積立方法について分かりやすく解説します。

本記事は投資助言ではありません。数値やキャンペーンは変更される可能性があります。最新は公式ページでご確認ください。（2025年10月時点）

バイナンス積立のメリットとデメリット

バイナンスで積立（定期購入）するメリットとデメリットを紹介します。

メリット①：定期購入の手数料が0円

バイナンスで積立するメリットの一つは、手数料無料（0円）であることです。

手数料をかけずに、暗号資産を積み立てることができます。

 バイナンスコンバート（変換）「定期購入」機能提供開始に伴う自動購入機能の廃止および移行のお知らせ

メリット②：損益表示が分かりやすい

バイナンスでは、積立平均コストが表示され、さらに現時点でどのくらい損益がでているかが分かりやすいです。

特に平均コストが表示されるのが便利です。

メリット③：低額から積立設定できる

バイナンスでは、最低15円から積立設定ができます。

ボラティリティの高い暗号資産に高額積立するのに抵抗がある人にとって、少額設定できるのは安心材料の一つになります。

メリット④：積立頻度の柔軟性が高い

バイナンスでは、積み立てる頻度を自由に設定できます。

毎時／4時間／8時間／12時間／毎日／毎週／隔週／毎月に対応しています。

デメリット①：操作がやや難しい

バイナンスで取引を始めたばかりだと、メニューが分かりにくく、操作に少しハードルを感じるかもしれません。

慣れればそれほどでもないのですが、僕自身も最初は操作で戸惑いました。

積立設定の方法は、次の章で分かりやすく説明します。

デメリット②：対応銘柄はグローバルと日本で差がある

バイナンスは、グローバルと日本法人で取り扱い銘柄が異なります。

そのため、グローバルサイトには表示されているのに、バイナンスジャパンでは利用できない銘柄があります。

こればっかりは、どうしようもないので、上場されるまで待つしかないです。

バイナンスの積立できる暗号資産の種類と選び方

積立できる暗号資産の「種類」

2025年10月現在、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、バイナンスコイン（BNB）、リップル（XRP）をはじめ、50種類以上の暗号資産が積立可能です。

• BTC
• ETH
• BNB
• SOL
• XRP
• DOGE
• TRX
• ADA
• LTC
• SUI
• DAI
• TONなど

購入方法（単一トークン・複数トークン）

購入方法は、単一トークン／複数トークン（ポートフォリオからも選択可）から選択できます。

単一トークンは、暗号資産を一つ選んで積み立てていくタイプです。

複数トークンは、暗号資産を複数（最大10）選んで、それぞれ何パーセント割り振るか（最小10％）を設定して積み立てます。

複数トークンで、どの暗号資産を選べばよいか迷った時のため、バイナンスおすすめの「ポートフォリオ」があります。

下記のような分散投資ポートフォリオがあります。

• BTC（50％）・ETH（30％）・BNB（20％）
• BTC（50％）・ETH（50％）
• BTC・ETH・XRP・BNB・SOL・TRX・ADA・LINK・BCH・XLM（各10％）
• BTC・ETH・BNB・XRP・ADA（各20％）

積立にかかる「手数料」

バイナンスの積立は、2025年3月に自動購入から定期購入に機能変更され、その時に手数料体系も変更されました。

定期購入にかかる手数料は「無料」になっています。

取引手数料ゼロ: コスト効率が良く、手間をかけずにポートフォリオを拡大したい初心者から経験豊富な投資家まで幅広いユーザーに最適なソリューションです。

参考：バイナンスお知らせ

例えば、10,000円を毎月積み立てる場合、年間での手数料の差は大きく、バイナンスでの積立はコストパフォーマンスがとてもいいのが分かると思います。

取引所	1万円積立時の手数料	毎月かかる手数料	年間でかかる手数料
バイナンス	無料	0円	0円
一般的な取引所	取引金額の3%	300円	3,600円

積立する暗号資産の「基本的な選び方」

暗号資産への投資は、長期的な視点を持つことが重要です。

短期的には価格変動が大きいため、大きく利益を得ることも可能ですが、逆に損する可能性も高くなります。

そのため、ドルコスト平均法を利用した長期投資がおすすめです。

また、1つの暗号資産に集中せず、複数の通貨に分散投資することでリスクを低減できます。

これにより、特定の通貨の価格変動による大きな影響を受けにくくなります。

長期運用するにあたって時価総額の大きい暗号資産に投資することがおすすめです。

暗号資産は、流行り廃りが激しく、時価総額が小さい通貨は流動性も低く、取引所から上場廃止になるリスクがあり、長期投資に向いていません。

長期投資するなら、ビットコインやバイナンスコイン、イーサリアムなどの時価総額の大きい通貨を選んだ方が安全です。

このように、長期的視点を持ち、分散投資を行い、時価総額の大きい暗号資産に投資することで、リスクを軽減し、安定的な長期積立ができます。

バイナンスで積立する方法

バイナンスでは、パソコンでもスマホアプリでも積立ができますが、ここでは、スマホアプリを使った設定方法をステップバイステップで紹介します。

まだ、口座を開設していない人は、新規登録しましょう！

バイナンスでは登録後に最大3,600円がもらえる入金キャンペーンを開催しています。

友達招待による口座開設方法を以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

バイナンスアプリで積立設定する手順

プランの一時停止または削除（停止）

一次的にプランを停止したり、プランを削除したりできます。

バイナンスの積立パフォーマンス

実際に、2024年8月12日から2024年11月10日まで、毎日200円のビットコインを積立した結果がこちらです。

積立合計額	総投資額	損益	プランの現在価格
18,200 円	$ 170.39 ドル ≈ 26213.82 円※1	+42.49 ドル ≈ 6536.92 円※1	212.89 ドル ≈ 32752.28 円※1

^※1ドルを153.85 円でドル円換算した結果です。

「ドル円が140円くらいの時に始めたこと」と「下落時期に積み立てを始めたこと」が運よく重なって、+42.49 ドルの含み益になっています。

とりあえず、10年くらいはずっと積立していこうと思っています。

積立履歴を確認する方法

バイナンスでは、自分の積立履歴を簡単に確認できます。

まとめ：バイナンスの定期購入を使って効率よく積み立てよう

ビットコインはボラティリティが高いので、「もう少し下がってから始めよう」と思っている間にあっという間に上がってしまい、逆に、買った瞬間に大暴落してしまうこともあります。

そういう価格変動に惑わされずに、長期的な視点で分散投資による安定した投資行動が重要です。

バイナンスの積立（定期購入）は、ドルコスト平均法を用いた積立投資を簡単に始められるので、暗号資産の投資経験が少ない人でもリスクを抑えながら資産形成を目指せます。

また、手数料が無料で少額からの積立が可能な点、さらに損益の表示が分かりやすいといったメリットもあります。

一方、操作がやや複雑なので慣れるまでに時間がかかります。

僕は上記のメリットがあるので、バイナンスで積立しています。スマホアプリを活用して、暗号資産の自動積立を手軽に始められるのでおすすめです。

興味があれば、バイナンスに登録して使ってみてください。