
USDCを購入したいけれど、どの取引所で買えるのか分からない…
残念ながら、AI検索しても間違った情報を学習していて正しい情報が表示されません…。
もちろん、国内で購入可能な取引所があります。
この記事では、USDCを購入できる国内取引所と現在の対応状況について解説していきます。
- USDCが購入できる国内取引所
- USDCを日本円で買う方法と注意点
- USDCとUSDTの違い
USDCが購入できる国内取引所


現時点(2025年6月20日時点)で、日本国内の仮想通貨取引所でUSDCの購入ができるのは「SBI VCトレード」だけです。
SBI VCトレード 友達紹介コード
sav33
\ステーブルコイン「USDC」が購入できる!/
日本の金融規制は世界的に見ても厳しく、ステーブルコインの流通には内閣府令や金融庁の許可が必要です。
USDCのような外国発行のステーブルコインは扱いが慎重になっています。
コインチェックやバイナンスなどがUSDCとの提携に乗り出しているというニュースがでていますが、まだ実現していません。
国内取引所 | USDC取り扱い状況 |
---|---|
SBI VCトレード | 〇取り扱いあり |
コインチェック | ×取り扱いなし |
ビットフライヤー | ×取り扱いなし |
GMOコイン | ×取り扱いなし |
バイナンス ジャパン | ×取り扱いなし |
USDCの購入方法と手順


現在、日本国内の取引所でUSDCを購入できるのは「SBI VCトレード」のみとなるため、SBI VCにアカウントが必要です。
SBI VCトレード 友達紹介コード
sav33
\ステーブルコイン「USDC」が購入できる!/
SBI VCトレードでのUSDC購入方法
USDCが購入できるのは、SBI VCトレードの販売所です。
取引所機能もありますが、取り扱いはないため利用できません。
SBI VCトレードにログイン後、表示されている暗号資産一覧から「USDC」をタップします。


USDCの「買う」ボタンをタップします。


購入する数量を選択するため、USDCの数量をタップします。


購入したいUSDCの数量を入力して「決定」ボタンをタップします。


確認画面が表示されたら「確定する」をタップします。
これで購入が完了です。


ステーブルコインとは?安定性を持つ仮想通貨の仕組み


ステーブルコインとは、価格の変動を最小限に抑えることを目的に設計された仮想通貨です。
多くの仮想通貨は価格変動が大きく、決済や保管には向かない側面があります。
ステーブルコインは特定の価値と連動することで、より安定した通貨のような役割を果たします。
送金、支払い、取引所内での資産の一時退避先、またDeFiなどでの運用資産として広く利用されています。
ステーブルコインの種類
ステーブルコインには主に以下の3種類があります。
ステーブルコインの種類 | 詳細 |
---|---|
法定通貨担保型 | USDCやUSDTなど、米ドルなどの通貨に1対1で連動する形式。 銀行口座などで準備資産を保管。 |
暗号資産担保型 | DAIに代表される形式。 ETHなどの暗号資産を担保として発行。 |
無担保型(アルゴリズム型) | トークン供給量を自動調整して価値を安定させる形式。 USTなどが代表例(過去に崩壊した事例もあり)。 |
USDCはこの中でも最も信頼性の高い「法定通貨担保型」に該当し、価格の安定性が高いことで評価されています。
「ドルペッグ」の意味とメカニズム


ステーブルコインの中でも、仮想通貨の価格を1米ドルに固定することを「ドルペッグ」といいます。
USDCはドルペッグを維持するため、発行されるUSDCに対して、同額の米ドルや米国債を準備資産として保有しています。
これにより、「1USDC=1ドル」という価格が保証され、市場での信頼性が高まります。
実際にどうやって価格が固定されているのか?
USDCは「1USDC = 1米ドル」の価値を維持することを目的としていますが、常に1ドルで取引されているわけではありません。
1ドルはあくまで「目標値」で、実際の市場価格は需要と供給のバランスによってわずかに変動します。
価格が変動する主な理由
- 需要と供給のズレ
- 取引所でのUSDCの価格は、買いたい人(需要)と売りたい人(供給)のバランスによって決まります。
- 例えば、一時的に需要が高まると1.01ドル程度に上昇することがありますし、反対に売却が集中すると0.99ドルに下がることもあります。
- 市場の流動性
- USDCの売買が活発でない取引所では、スプレッド(買値と売値の差)が広がる傾向があり、これによって実質的な取引価格が1ドルから乖離することがあります。
- 外部要因による信用不安
- 例えば、発行体であるCircle社に対する経営不安や、準備資産に関する疑念が浮上した際には、USDCの信用が低下し、投資家が売却に走ることで価格が下落することもあります。
- 2023年には、米国の銀行破綻の影響で一時的にUSDCが0.87ドルまで下落した事例もあります。
安定化の仕組み
USDCの価格が1ドルから乖離しすぎると、アービトラージ(裁定取引)を行う投資家がその差を埋める行動に出ます。
たとえば、USDCが0.98ドルで取引されている場合、安く買ってCircleに送って1ドルで償還すれば利益が出るため、自然と価格は1ドルに戻る傾向があります。
USDCは法定通貨の裏付けがありますが、市場の影響を受けて「わずかな価格変動」が常に起きています。
完全な固定価格ではなく「高い価格安定性を保つ暗号資産」です。
USDCとUSDTの違いとは?


ドルペッグのステーブルコインは、USDCの他にUSDTがあります。
発行体の違い
USDCは、米国のCircle社とCoinbaseが設立したコンソーシアム「Centre」が発行しており、金融当局との連携や監査体制が整っています。
一方、USDT(Tether)は、Tether Limited社によって発行されており、長年の実績を持ちながらも過去に裏付け資産の不透明さで批判を受けたことがあります。
発行体の体制やコンプライアンス面を重視するのであれば、透明性に優れたUSDCが選ばれやすい傾向にあります。
信頼性・担保資産の比較
USDCは、発行されたすべてのトークンに対して米ドルなどの現金同等物を100%準備し、第三者による監査報告を公開しています。
一方、USDTも近年では準備資産の詳細を公表しつつありますが、資産の内訳にはコマーシャルペーパーや債券が含まれており、リスク性がUSDCよりやや高いと評価されることもあります。
利用シーンと市場での使われ方
USDCは、DeFi(分散型金融)や法規制に敏感な取引環境での利用が多く、透明性を求めるユーザーに好まれています。
一方、USDTは取引量が非常に多く、主要な取引所で幅広く使われているため、流動性や即時取引の場面では有利なことがあります。
両者ともに用途によって使い分けられており、「信頼性重視」ならUSDC、「利便性・流動性重視」ならUSDTという選択肢が一般的です。
まとめ


この記事では、USDCの基本的な特徴から、国内外の対応取引所、購入・換金方法、USDTとの違い、そして価格が安定する仕組みやリスクについて詳しく解説しました。
USDCは、米ドルに連動したステーブルコインとして高い安定性と信頼性を持ち、国際的な取引やDeFi領域で広く活用されています。
国内の取引所で購入できるのは、SBI VCトレードのみです。