暗号資産取引に興味はあるけれど、「使い方がよく分からない」という人も多いはず。
そんなイメージを大きく変えるのが、「Binance Japan(バイナンス)とPayPay」の連携!
PayPay残高やPayPayポイントを使って、直接暗号資産を直接購入・売却できるという取引フローです。
この記事では、PayPayユーザーでも使いこなせるよう、購入・売却方法、そして知っておくべき注意点まで、完全にガイドします。
バイナンスとPayPay連携ででできること

バイナンスとPayPay連携でできることは次のとおりです。
- 購入・売却の決済手段として利用可能
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PayPayマネーやPayPayポイントで直接、ビットコインなどの暗号資産を買えます。
- 売却代金はPayPay残高にチャージ
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暗号資産を売った時、その代金は即座にPayPay残高(PayPayマネー)に戻ります。
- 24時間365日いつでもOK
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株などのような時間制限がなく、いつでもすぐ取引が可能です。
- 少額からスタート可能
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最低1,000円から購入できます。
- 手数料
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入金(購入)時の手数料は無料。スプレッドがあります(売買の価格差)。
PayPayへの出金(売却)時には1回あたり110円(税込)の手数料が必要です。
- 取引タイプ
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「販売所」タイプのスポット購入をサポート。
手数料と取引タイプについて
PayPayを使ったビットコイン購入での価格を検証してみました。
- バイナンスの取引所での購入価格:13,755,799円
- PayPayで購入する時の価格:14,132,078円
- PayPayで売却する時の価格:13,332,202.76706095円
PayPayでの購入は、バイナンスの取引所で購入するよりも「2.73%」割高です。
手数料は無料ですが「スプレッド」が存在しています。
PayPayで購入と売却でのスプレッドは「5.99%」となっています。
売買が激しい時は、スプレッドは多少前後すると思います。

対応するPayPay残高の種類について

全てのPayPay残高が使えるわけではありません。
利用できる残高の種類を理解しておきましょう。
| 残高の種類 | 利用可否 | 特徴 |
|---|---|---|
| PayPayマネー | 利用可能 | 銀行口座やセブン銀行ATMからチャージした残高。 出金(払い出し)可能。 |
| PayPayポイント | 利用可能 | PayPayで決済した時にもらえる通常ポイント。 出金(払い出し)不可。 |
| PayPayマネーライト | 利用不可 | ヤフオク、PayPayフリマの売上金など。 銀行への出金は不可。 |
| PayPayポイント(期間限定) | 利用不可 | 有効期限が設定されたポイント。 利用できるサービスが限定される。 |
重要なのは、「PayPayマネー」と「PayPayポイント」のみが使えるという点です。
「マネーライト」や「期間限定ポイント」は対象外ですので注意しましょう!
自分のPayPay残高の内訳を確認する方法
マネーやマネーライトなど、あまり意識しないことが多いかもしれません。
以下のメニューから自分の残高を確認できます。
- PayPayアプリホーム画面の「PayPay残高」をタップ
- 「PayPay残高」の場所:ホーム画面に「たまったポイント」「PayPayカード利用可能額」「PayPay残高」でならんで表示されています。
- PayPay資産画面が表示されます。この画面で「PayPay残高」「PayPayポイント(通常)」「PayPayポイント(期間限定)」の情報を確認できます。
実際のバイナンスとPayPayでの購入方法

実際の利用手順を紹介します!
なお、利用するにはバイナンスとPayPayで、それぞれアカウント開設が必要です。
また、どちらも本人確認(KYC)が必要です。
連携が利用可能なバイナンスアプリのバージョンは以下のとおり。
- iOS:v3.6.2以上
- Android:v3.6.4以上
PayPayを使った購入手順
購入は通常のネットショッピングと同じくらい簡単です。
バイナンスアプリを開いて、「①取引」>「②買い/売り」をタップ。
「③買い」をタップして「④購入する暗号資産」を選択。
「⑤購入する金額」を入力して「⑥決済方法でPayPay」が選択されていることを確認。
「⑦注文の確認」をタップ。

PayPayとバイナンスを連携する画面が表示されるので「はい」をタップ。
この後、連携許可画面が表示され、バイナンスがPayPay残高情報を参照・利用することに同意を求められます。
内容を確認して連携を許可してください。

注文内容が表示されるので内容を確認して「確定」をタップ。
これで購入が完了します。

以下の画面が表示されれば購入完了です。

PayPayホーム画面にある「取引履歴」をタップすると、PayPayアプリでも取引内容を確認できます。

- 価格変動リスク:暗号資産の価格は常に変動しているため、購入を確定する前に最終価格を必ず確認しましょう。
PayPayを使った売却手順
利益が出たときや、急にPayPay残高が必要になったとき、すぐに売却してPayPayに戻せます。
バイナンスアプリを開いて、「取引」>「買い/売り」をタップ。
「売り」をタップして「売却する暗号資産」を選択。
売却する数量を入力して「注文の確認」へ進みます。

売却する内容を表示されるので問題なければ「確定」をタップ。
売却時は手数料が110円かかります。

- チャージ反映の目安:ほとんどの場合、即座にPayPay残高に反映されます。
- 出金手数料:1回あたり110円が売却代金から差し引かれます。少額の売却を頻繁に行うと手数料負担が大きくなるため、まとまった金額で売却しましょう。
取引限度額について
バイナンスとPayPay連携には、不正利用を防ぐための取引限度額が設けられています。
- 最低入金額(1回あたりの取引):1,000円~
- 入金限度額
- 24時間あたり100万円
- 30日あたり200万円
- 最低出金額::1,000円~
- 出金限度額:
- 24時間あたり100万円
- 30日あたり200万円
- 預入手数料(購入時):無料
- 出金手数料(売却時):110円
よくある質問
バイナンスとPayPay連携は画期的

バイナンスとPayPay連携は、暗号資産購入の心理的・物理的ハードルをゼロに近づけた画期的な仕組みです。
今までの暗号資産投資では、銀行振込で取引所の口座に入金するという手間が必ず発生していました。
しかし、この連携で普段の生活で使っているPayPay残高をそのまま使えます。
ユーザーにとって「国内ウォレット感覚」で暗号資産を扱えるようになりました。
入金の手間が激減したことで、少額投資がしやすくなり、「使わないPayPay残高をちょっと運用してみようかな」というライトな新規ユーザーが暗号資産を購入しやすくなります。
また、PayPayポイント運用で増やしたポイントを、暗号資産で利用するといった使い方ができ、まさに画期的な連携と言えます。
まとめ:PayPayユーザーは試す価値あり

バイナンスとPayPayの連携は、とても便利でPayPayポイントを有効活用できるシステムです。
- 入金不要、PayPayで直接購入・売却が可能
- 売却代金はPayPayに即時チャージされ、すぐに使える
本人確認(KYC)が必要ですが、登録したら、後はバイナンスアプリを開いてPayPayと連携するだけ。
PayPayユーザーなら、これを機に暗号資産デビュー価値あります。
よかったら友達招待で登録してみてください。

【参考リンク】
